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赤壁の闘い

映画「レッドクリフ」がヒットしている。根っからの悪役「曹操」と、善玉「劉備」「孫権」の対比が面白くて、軍師「諸葛亮」と「周瑜」のハンサムぶりが見事ですね。本筋とは離れますが、ジンチェン ウー(金城武)という人は、本当に美しい顔立ちをしていますね。リン チーリンの美しさといい、アジアのきれいな俳優のアーカイブ的映画のようにも見えます。

物語としては、壮大な三国志の極々一部で、劉備の数少ない勝ち戦で、判官びいきにはたまらない見せ場とでもいうべきエピソードです。それにしても、戦の原因が、曹操の「小喬(リン チーリン)」への横恋慕だったとは、トホホですね。まぁ、「歴史の陰に女あり」とか、「英雄色を好む」とか、「歴史は夜創られる」とかいいますから、案外それが真実だったかも知れませんが?

さて、今回本当に書きたいのは、レッドクリフやアジアンビューティーのことではなく、両軍の結束とモチベーションについてです。圧倒的な数を誇る曹操軍は「恐怖に支配された軍隊」で、劉備&孫権軍は「仁と徳で結びついた軍隊」だったということです。最近、我が国でも武将ブームが起きていますが、嬉しいことに人気No.1は「真田幸村(信州上田藩主)」です。徳川が恐れたのは、「猛将幸村」ではなく、領民に慕われる「好将幸村」でした。普通、戦では真っ先に逃げ出す農民が、真田軍では前線に出て戦って、あの徳川に二度にわたって勝利したのは有名な話です。真田のために、自分たちのために、家族のために、そういうモチベーションが、劉備軍と似ているような気がします。

上で「嬉しいことに」と書いたのは、僕の「鷹野」は、彼の地の「鷹匠」の姓だったそうで、今でも千曲川の左岸に少数いるのです。山梨県甲府市の鷹野さんたちは、武田軍に連れ去られて「信玄の鷹匠」になった人の末裔のようです。

福祉現場の職員たちは、「ひらめ(上目づかいに上ばかり見ている)」にならずに、やっぱり、利用者のため、家族のために、よりよく働く方法を考えていきましょうよ。劉備のような施設長ばかりではないけど、それでも頑張って、少しづつ上昇していきたいものですよね。入浴の改善でも、移乗の勉強会でもなんでもいいですから、赤壁のような小さな勝利を積み重ねていきましょう。

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