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2015年11月29日 (日)

地域包括ケアシステム

地域包括ケアシステムに関する研修会、学習会や講演会が毎日のように行われているけど、言うは易く行うは難いものだよ。

箱モノいくら揃えたって、そんなもん、全然システムになり得ない。システムっていうのは、人を行動要素とする動的システムのことをいうのであって、物理的なシフトのことをいうのではない。

ちなみに、それと気づかず、すでに第一歩を踏み出している自治体がある。北海道本別だ。全職員を集めて2016年度の予算を検討している町だ。こういうことをできる町長が偉い。

僕が初めてこの町に呼ばれた時もそうだった。全職員を集めて、「介護保険勉強会」を開催した時だ。驚いた1998年、介護保険の夜明け前のこと。

担当だけが知ってても意味がない。町民にとっては、町役場の人なら知ってるっしょ!と聞いてくる。その時に「いやぁ~担当でないから」っていうのは許されない。だから全員出席で勉強しようというわけだ。

「福祉といえば本別」そういわれるようになりたい。初対面の町長の言葉。そして、今や日本一の福祉首長になった。職員も全国区の人々が出て、大忙しで飛び歩いている。

町民は、災害時に仕事を有給で休んで、復旧にあたる。隣のことを放っておかない。そして町職員とひざ詰めで話し合う。若くて生きのいい開業医がいる。こういうのを動的システムという。やっぱりまた、地域包括ケアシステムの見本として、この町が脚光を浴びるんだろうな。

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