経済・政治・国際

2009年11月 4日 (水)

ブレーン不足は否めませんね

民主党政権が発足して、もっとも期待の大きかった「脱官僚政治」ではあるが、頭がよく、政策に精通(当たり前だが)している官僚を敵に回しては政治は成り立たない。大学教授の中には、政策や政治を専門とする人がいるし、環境や経済や労働や福祉や医療を専門とする人もいるが、頭の良さは官僚が圧倒的に上だ。だから敵に回すのではなく、上手に遣うことが脱官僚の本分のはずだ。

官僚の精神は腐っていても、脳は腐ってはいない。だから、早くそれを見極めて、精神の腐った人を早期に排除するべきなのだ。イエスマンを残せというのではない。与党が民主であろうが自民であろうが「国のために働く」気概を持つ優秀な人を残して、絶対数が足りなくなるから、外から補充すればいいのだ。

大学教授の中には、本当に頭がよく、いいアイデアを持つ人が、一握りいる。金融や証券には実態経済に精通したエリートがいる。官僚と入れ替えるのは、そういう層からでいいのではないか。

民主党の良さは「青年のような、夢見がちな」ところだ。友愛!おおいに結構だ。そういう「あるべき姿」の旗印を掲げて、そのために何をするのか?演繹的な国づくりには絶対に必要なものだ。でも、それを一つ一つ支える個別の政策立案となると、残念ながら民主党にも難しそうだ。自民にはまったくその能力はなかったから、官僚任せの帰納法的国造りになってしまったのだが、民主党には「青臭い理想」がある。

早急にやるべきことは、ブレーンの召集だ!公募よし、一本釣りよし、ネームバリューに騙されなければそれでいい。がんばれ民主!

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2009年10月 5日 (月)

中川元財務大臣のご冥福を祈ります

僕は病院勤務時代、多くのアルコール依存症(アルコール中毒)の患者さんと接してきた。彼ら・彼女らは、断酒(アルコールを断つ)過程で、不眠に悩まされ、睡眠導入剤(睡眠薬)に頼るようになり、その依存症に陥る人が少なくなかった。

中川元財務大臣は、二世議員には珍しく頭がよく、仕事ができる人だった。ただ、残念なのはアルコールなしにはいられない人だったことだ。地元帯広周辺では彼の酒癖の悪さは有名だった。でも優秀さも誰もが認めていて、「近い将来、帯広から首相が出る」と皆が期待していた。僕は十勝の幾つかの自治体の政策アドバイザーをつとめているし、十勝が大好きだから、同じように期待していたのだが…。

例の酩酊会見の時には「地元の演説会では、酩酊状態で怒鳴るし、ときにはドタキャンする」こともしばしばで、「いつかやると思っていた」ら、「外国でやって世界中に知られちゃった」と、やんちゃなかわいい子供を見るように、概ね反応は暖かだった。もともと欧米人や他のアジア人に比べて酒に弱いわが国には「酒の上のこと」は大目に見るという習慣がある。北海道や、東北や、沖縄なんかではその傾向が強いように思われる。

ところが、中央ではそうはいかず、大臣を辞任し、おそらくは断酒にチャレンジしたのだろう。冒頭に書いたが、断酒者は眠れない、だから多くの患者さんは寝るために再び酒に手を出すのだが、中川さんはそれをしなかったのだろう。そして眠剤に頼っていったのだろう、きっと。嘔吐して吐物が気道を塞いで窒息死する患者さんも多い。司法解剖の結果が発表されていないから、軽々にものを言えないが、なんにしても優秀な彼の死は残念だ。

心からご冥福を祈ります。

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2009年9月 1日 (火)

浪速のガリレオ

8月30日の衆院選で、僕の財団の専務理事で阪大名誉教授の熊谷貞利先生が当選されました。橋下徹と争った大阪知事選では、おしくも次点となりましたが、今回は堂々の当選です。おめでとうございますfuji

灘中高から東京大というエリートコースを歩まれ、大阪大学の名物教授としてその名は世界に知れ渡り、神助は番組の中で「浪速(なにわ)のガリレオ」と呼びました。

前任校では、僕と学問の話ができる人が皆無でしたので、今の財団にきて、熊谷先生がいらっしゃることで、本当に楽しませていただきました。だって「先週のネイチャーのあの論文についてですけど、ハーバードの技術は本当に実用性があるんでしょうか?・・・・」なんてことを話せたものです。最近では「インパクト・ファクターって何?」なんていう教授が多くて困りますがねannoy

民主党当選者の顔ぶれを見れば、傾向としては若くていいですよね。若い=体力がある=働ける=考えられる=理想を持っているscissorsというところでしょうか。デンマークの国会議員の平均年齢45歳noteに近づきました。そうはいってもガリレオ先生のように、実年齢に関係なく、青年の心を持ち、実績を持つ方はいていただかなければなりませんね。

若者が本来的に持っている「青臭い正義感」こそが、いまこの国に最も必要なものです。それまでの政権によって「どぶ臭い悪徳感」が支配してきたこの国の永田町が、絶対に変わりますup次には霞が関が変わりますup

小沢代表(当時)を嵌めようとし、鳩山代表を嵌めようとした人々、もっと以前には田中真紀子を追放した人々・・・生きた心地がしていないでしょうねbomb二世・三世の政治屋の下で、我が世の春を謳歌してきた勘違い官僚の方々、大人しくなるでしょうねdown

僕が5年前、民主党の公募に応募した際の論文のテーマ「美しい日本の再生」がやっと果たされそうです。同じようなキャッチで首相になった若者がいましたが、すぐに辞任しちゃいましたっけねdownでも、今考えれば、彼が短期で政権を投げ出したあたりから、民主党への追い風が吹き始めたと考えれば、彼の自暴自棄の動きが、結果として「美しい日本」を創出したのかも知れませんheart

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2009年8月24日 (月)

年金は?医療は?福祉は?

8月30日、この国の社会保障の方向性が、ガラッと音をたてて転換する可能性を感じている。「最後の一人まで年金記録の突合をします」と首相が言ったのに、「速やかに作業を終わらせるために、職員の増員を・・・」厚労大臣が言ったのに、作業は遅々として進まない。だから民主党がいうように、性善説(国民)に立脚して、一旦スタートラインに戻して、平等に始めるがいいに決まっている。

サボれるだけサボっておいて「記録を持って来い」だの、「領収書を見せろ」だの、どの口が言っているのかbomb?大体、僕の基礎年金番号の記載の「女」ってなんじゃそりゃぁannoy名前の語感だけで入力したんだろうね。公務員共済、私学共済の記録はちゃんと「男」だから、当然突合されない「別人」ですよね。「女性の僕」が受給するはずの年金はどこへ行くんだろうか?

先進国の中でも非常に小さな医療費負担のこの国で、高齢者が病院にかかれなくなるような「後期高齢者医療制度」を創設して、医療費負担を縮小しようとは、ほんまに情けなくなる。保健予防にもっと予算を割いて、最も長生きで最も医療費が安い「長野県」のような国をなぜ目指さないのか?長野県原村のように、中学3年まで無料、60歳から無料ってやればできると思うんだけどなぁnote

介護保険も同じこと。給付費を上げたとか、実質的には下がったとか、議論されるような、そういう姑息な手を使うんじゃなくて、もっと予防に力を入れて、真に介護が必要な人には手厚く対処できるようにするべきでしょsign01「絵空事を言うな」って言いたい人、あなた方の勉強不足です。そういう国々や、我が国にだって素晴らしい自治体はたくさんあるでしょhappy01長野県にも北海道にも成功事例が多数あるじゃないですかgood

「世界一高い税金をどう思います?」デンマーク人に聞くと「世界で最高の福祉を受けている我々をどう思います?」と聞き返される。答えは「うらやましい」それだけですね。夢のような話をしていて、現実味がない等といわれますが、夢を見れない国は嫌ですsign03

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2009年2月19日 (木)

帯広より その2

中川大臣が辞任した。初めてG8後の記者会見をテレビで見たとき、小渕さんを思い出して、一過性脳虚血発作か多発性脳こうそくか?なんて、物凄く心配した。まだ若いし、優秀そうだからだった。

ところが、出張で帯広にいたら、地元の人々は「あぁ、またやった」とか「いつものことだぁ」と言ったりで、誰も心配していないし、誰も驚いていなかった。そう、地元の選挙民は、みんなが知っているらしいのだ。彼が酒に呑まれる人だということを。

地方遊説や、後援会の時も、いつもそうなんだって!呑むのを我慢できないらしい。呑んでは威張るか、寝ちゃうか、ドタキャンか、そういうことは茶飯事だと、みんながいう。それでも、多くの人が優秀さに期待して投票するというのだ。

立場のある人は「酔わないように呑む」とか、「呑まないようにする」のが普通なのだが、その我慢が出来ないのだそうだ。そんなことを聞きながら、考えながらいたら、チューハイライムを呑んで寝ちゃったcoldsweats01

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2009年2月14日 (土)

麻生vs小泉

麻生首相の発言が、ぶれにぶれている。特に郵政改革についての「反対だった」発言は、小泉元首相の怒りをかった。国民の多くは、いまだに小泉改革が良かったかのような幻想を抱いているが、今の状況を作り出したのは、全てあの人と竹中さんの責任だ。

お返しに、定額給付金はやるべきか?のような発言を小泉さんがしたが、まるで子供の喧嘩だ。毎日それを見せられている国民は、早く解散総選挙を望んでいる。

僕の周辺の国会議員は、みんな腰が低くて、頭がよくて、人間的に魅力がある。おかしいなぁって思っていたら、そうだ彼らは民主党だった。与党じゃなかった。そこが実は最大の不幸なんです。頭のいい人が野党で、子供喧嘩に明け暮れている人々が与党というのが、この国の残念なところ。

選挙に勝つために小泉再登板なんていう、13日の金曜日よりも恐ろしい噂するがあるが、そこまで国民をばかにしているのか?って思いますね。麻生さんじゃかてないけど、小泉さんなら勝てるなんて、あり得ませんから。っていってもねぇ、日本をここまでミゼラブルにしたのは小泉・竹中改革だってこと、ほとんどの国民は知りませんからね。安部ちゃんと、福田さんと、麻生さんが、小泉改革を継承しなかったのが悪いって、みんなが思っているようだ。

だからここで、小泉さんが出てくれば、自民党大勝利は間違いない。民主党が取るべき手は、引退しようとしている小泉さんを引き抜くことですね。次の首相にしてあげるからとかなんとか言って、引き抜けば、次の総選挙は大勝でしょう。

対する自民党は、オバマさんとヒラリーさんを引き抜くなんていうウルトラCをやれないか・・・とにかく、21世紀は始まったばかりなのに、政治的にjは世紀末です。

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