福祉

2016年2月19日 (金)

虐待(殺人)

やっぱり、意識のある人間を投げ落とすという、最悪の殺人だった。どれほどの恐怖を感じたんだろうか、被害者たちは。被害者が4人だから死刑は免れないだろうけど、比べ物にならない恐怖だろう。だって、刑の執行を待つ人間は罪を犯しているのに、被害者は何も落ち度がないんだからね。川崎の「虐待」!
僕は顧問をやっていた企業で、職員教育をするときに、「この世に虐待なんていうものはない。すべて刑事犯罪なんだよ」と話してきた。行きつく先は川崎と同じ。罪の軽重はあるけど、叩く抓る、強く引く、閉じ込める、服を引っ張る、好きなものを与えないetc.すべて犯罪。
 
介護系の株式会社の管理者は素人が多いから、そういうニュアンスがわからない。だから、専門家の指導が必要なんだけどね。
やっと殺人で逮捕されたけど、氷山の一角じゃないと思う。あまたある虐待の一角が今回の殺人だと思ったら、それは間違いなんだ。「殺さない程度にやっている」のが実態だから、もっというと「目立つところにアザを作らないように」やってもいる。だから、虐待といわれるものはたちが悪い。だけど同僚は知っている。でも止められない。上に言えばもみ消される。悪循環のうちに、自分も手を出しそうになって、辞めていく。
さて、虐待にどう立ち向かうかで、その企業の質がわかるね。歴史と経験のある社会福祉法人やNPOはまだ大丈夫だけど!
 
 

2016年2月15日 (月)

虐待

なぜ?高齢者虐待が行われるのか?
お金をいただいて、生命をあずかる。そんな仕事場で、お客さんである高齢者を叩いたり、閉じ込めたり、好きなものを目の前に出して与えなかったり、脱臼寸前まで強く腕をひっぱったり、服をつかんで身動きを制限したり、咽喉が渇いたという人に水を与えなかったりetc.こういうのって、小学生のいじめと同じ内容だよね。
それを知った上層部が、対策を講ずるどころか、隠匿するっていうことが日常的に繰り返される。そういう世界がさらに広がるのか?それとも、パナソニックや日動等の超大手の参入によって、ダメなところは淘汰され、この介護の世界が浄化されるのか?
もちろん、ちゃんとしたことをやっている法人が沢山ある。僕はそういうところのアドバイザーとして、残りの職業人としての時間を使っていきたい。今年、前厄だから還暦だよもう。
現場の皆さん、どうですか?虐待を撲滅したいと思うでしょ!虐待撲滅運動を拡げていきましょう。本当に許せない。
 

2015年12月11日 (金)

感情労働

介護現場で虐待はなぜ起こるのか?忙しい、イライラする、不満がたまる、腹が立つ、種々の理由を挙げられるけど、他の専門職で、自分の感情をお客さんにぶつけるものがあるだろうか?また、その知識と技術を用いて危害を加える職業があるのだろうか?
逆に、イライラしない、不満がたまらない職場なんてあるんだろうか?基本的に職場はブラックと思っていいんじゃないかな?公務員だって、それはあるし、医師にも看護師にも似た感情はある。でも、手出しはしない。
そういう意味で、やはり過酷な職業がCAだ。彼女らを対象としたのが、感情労働の研究。「感情労働とは、自らの感情をコントロールして、客の感情を良化させる」ものなんだ。感情的な職場や業務のことではない。
介護こそ、人の安心のため、互いのリスペクトのため、順法的であること、そういう基本的なことが求められると思うのだが。

2015年11月29日 (日)

地域包括ケアシステム

地域包括ケアシステムに関する研修会、学習会や講演会が毎日のように行われているけど、言うは易く行うは難いものだよ。

箱モノいくら揃えたって、そんなもん、全然システムになり得ない。システムっていうのは、人を行動要素とする動的システムのことをいうのであって、物理的なシフトのことをいうのではない。

ちなみに、それと気づかず、すでに第一歩を踏み出している自治体がある。北海道本別だ。全職員を集めて2016年度の予算を検討している町だ。こういうことをできる町長が偉い。

僕が初めてこの町に呼ばれた時もそうだった。全職員を集めて、「介護保険勉強会」を開催した時だ。驚いた1998年、介護保険の夜明け前のこと。

担当だけが知ってても意味がない。町民にとっては、町役場の人なら知ってるっしょ!と聞いてくる。その時に「いやぁ~担当でないから」っていうのは許されない。だから全員出席で勉強しようというわけだ。

「福祉といえば本別」そういわれるようになりたい。初対面の町長の言葉。そして、今や日本一の福祉首長になった。職員も全国区の人々が出て、大忙しで飛び歩いている。

町民は、災害時に仕事を有給で休んで、復旧にあたる。隣のことを放っておかない。そして町職員とひざ詰めで話し合う。若くて生きのいい開業医がいる。こういうのを動的システムという。やっぱりまた、地域包括ケアシステムの見本として、この町が脚光を浴びるんだろうな。

2015年11月23日 (月)

ケアマネに明日はあるか?

11月13日西新宿で、国際医療福祉大学大学院の竹内教授と「ケアマネは生き残れるか」と題する公開対談を行った。

2006年から急速に厳しさを増す医療、介護業界。それぞれ40兆円と10兆円の市場規模だ。年金等のその他の社会保障を加えると国家予算を超える。半分以上を我々の保険料で賄っているから、できることなんだけどね。

介護保険の流れとしては、家事援助の保険外化、要支援者の保険者管理、要介護1・2の厳格化、と続いていく。そうすると、ケアプランの対象となる人は、要介護3~5で、そのサービスは、デイとショートくらいじゃん。そのケアプランに一部負担が導入されたら、被保険者はそれを払うと思う?払いたくないよね。

アセスメントチャートを使っているケアマネ、ましてソフトがないと支援業務できないというケアマネ、そういう人は要らなくなるんじゃないかな?っていう話。

じゃあ、どうする?勉強して知識を蓄えて、利用者と話したら、すぐにケアプランができちゃうケアマネ。しかもその利用者の要介護度を下げられるケアマネ。それしか要らない。あるいは地域包括ケアシステムの中心になり得るケアマネ。

さぁ、勉強だ!何度も言ってるけど、この世に勉強ほど面白いものはない!勉強が嫌なら、ケアマネとして生き残れない。

頑張ろう、応援している。

地域包括ケアシステム

地域包括ケアシステムが、あらぬ方向に行きそうで、とっても心配している。病院があって、老健があって、地域密着があって、訪問看・介があって、特養があって、云々…?そんなもんで地域包括ケアシステムができるなら、全国にできているはず。

そうじゃないんだなァ。沢内方式、信州モデル、尾道方式、等々!モデルがあるんだよ。その作り方もよく似ている。箱モノなんか要らないよ。

地域ケア会議をどこの自治体もやってるけど、それでできるなら、やってごらん。できそうもなくて行き詰ってるでしょ。それじゃ無理だもん。

システムって何?知らないでしょ!今のシステムは、ヒトを行動要素とする動的システムなんだよ。勉強しようよ。

住民のボランティアを只で使って?そんなの無理だって。アーバニズムの意味を知ってる?知ってたら、今の住民がタダで使えないことはわかるでしょ。

じゃあどうすんの?僕に聞くのが当然でしょ。でもね僕のギャラは高いよ(笑)

2015年10月29日 (木)

ケアマネに明日はあるか

11月13日、国際医療福祉大学大学院の竹内孝仁教授と僕の対談があります。場所は新宿、会費は1000円です。詳しくは医療介護福祉コミュニティネットワーク国際研究所のHPを見てください。

2015年6月15日 (月)

悩めるケアマネ集合!

全国のケアマネの皆さん、先日横浜で開催された日本老年学会総会のケアマネジメント学会に出席し、久々の発表をしてきました。会場には、懐かしい顔がいっぱい来てくれて楽しかったですよ。

僕は、全国のケアマネの方々のための仮想広場をIN上で作っています。スキルアップの場としてのも、研修の場としても使っていただきたいのですが、なによりも孤立しないように、仲間をたくさん作ってもらいたいものです。

学会では、タスク型よりメンテナンス型のリーダー・職場が最も効率的で効果的なものであるという成果もあり、ますます、この事業の意義を感じたところです。

下記のURLから、研究所のHPを見て、どしどし応募してください。

http://medicalcare.or.jp/

2015年6月 4日 (木)

もう6月 ケアマネ受験

ケアマネ受験予定のみなさん、もう6月です。今年の受験日は例年よりもずいぶん早くて、10月11日です。

毎年、好評のケアマネ受験対策講座を8月から全国で開催します。日時場所が決定次第、このブログでもお知らせしますけど、「一般社団法人 医療介護福祉コミュニティネットワーク国際研究所」のHPを見てください。

いつも聞かれることですが、「必勝法は何ですか?」答えは僕の講座を受講すること。「受講までにどんな勉強をしておけばいいですか?答えは勉強しないこと。だって、間違えて身に着けた知識を訂正するのはすごく大変だから。

期待してくださいよ!

2015年3月17日 (火)

医療介護福祉コミュニティネットワーク国際研究所

2015年、地域包括ケア元年といわれる今年、2月に発足した「医療介護福祉コミュニティネットワーク国際研究所」は、主にケアマネの皆さんや僕の教え子(大学、各種講座、受験対策等々)たちを対象とする、仲間づくりの広場です。

現在、日本中の現場の方々が、「地域包括ケアシステム」って何だろう?ととても頭を悩ませているでしょう。先行している地域でも、せいぜい「ケア会議」を1,2度開催しているのが現状でしょう。

「困ったときには鷹野を呼べ!」は、まだ生きています。机上で様々に考える人は多いのですが、地域包括ケアを実際にやってきた人は希少です。しかも皆ギャラが高い(笑)

今月は、東京(10日)、名古屋(13日)、大阪(17日)、札幌(24日)、福岡(27日)、そしてもう一度東京(4月中)と、6回のセミナーを開催しています。名古屋では、僕の「ケアマネ絶対合格セミナー」に参加して、見事に合格してケアマネとして勤務している懐かしい顔もありました。大阪でもそうだし、福岡はなんだか沢山の教え子の皆さんが集合しそうです。

研究所の発足から、短期間でセミナー開催になったので、情報が行き届かなかったと思いますが、今回は「顔見世興行」のような感じ。これから、ネット上での広場造りやオフ会の開催等予定しています。

真に介護支援を勉強したい方々、地域包括ケアシステムを学びたい方々、相談業務当たる方々、どうか集まってください。楽しくやっていきましょう。